C++のvectorとsetについて

いや、別にプログラミングの話じゃなくてね。思いついたことなんだけど
setって集合じゃん。とりあえずここではmultisetは置いておいて話するけどさ
これって要素を追加する際には、ソートしながら追加するわけですよね。
ってことは、setというかordered-setなわけで、まぁ、長いからsetにしたのかどーかは知らんけど、整列集合ってことにしておこう。

さて、んじゃ、vectorって、ベクトルだよね。でも、僕がベクトルと聞いてスグ思い浮かぶのは幾何ベクトル。つまり大きさと向きを持った量だよね。先生によっては平面状、空間上の移動を表すという先生もいるけどね。まぁ、そんな感じであって、Direct3Dとかの構造体D3DXVECTOR3とかが、そのイメージなんだろうね。ちなみにOpenGLって良く知らんけど、そういう構造体はあるんかね。なんか無さそうな気もする。

で、この「ベクトル」と、STLのベクトルは、どう見ても意味が違う。ということで、Wikipedia先生を見てみると、幾何ベクトルのほかに、「空間ベクトルの元」という説明もある。他のも沢山あるっぽいけど、多分この「ベクトル空間の元」とやらが一番それっぽいので、説明を見てみる。

すると

和とスカラー倍の定義された集合(代数系)のことである

らしい。なんのこっちゃ。まぁ、とりあえず集合の一つではあるので、特に次数は問わないんだろうよ。

Vは和について閉じているだのうんぬん書いてるけど、多分、集合を表そうとしたんだろうなぁ。
ところが、整列集合でsetって名前を使っちゃったので、とにかく要素を整列せず、重複を許すようかき集めたものを何か、setではない名前にしよう→vectorって流れなんかね。
作った人に聞かないとわからへんか・・・